【追悼 森 浩一 先生 『偲ぶ会』開催!】
《有間皇子眠る地に森浩一先生を偲ぶ》

日本考古学を牽引された森浩一先生急逝を受け、本年を終えるにあたり、有間皇子墳着眼の地、和歌山・御坊に於いて、顕彰を進める東山の森Ark運営のもと追悼の儀が行われた。/県知事臨席、祭壇には古墳を准えた竹林の創作。供えられたのは「献茶」のたてまえ。御坊地元の方々が心を込めた協力は、他に類例なき「偲ぶ会」となりました。
古墳や遺構が実在することは地域の勇気となるノ『考古学は地域に勇気を与える』と説いた森先生の提言は、ここ和歌山の古墳群の踏査がきっかけとなったとのこと。
この地にありての発信喚起の意義を一層深める機にと心から祈念。

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ここまでの孤軍奮起、今後は、幅広くこの顕彰を支えて頂きたくNPO態勢にて呼びかけ、森浩一先生が命がけで着眼喚起して頂いた有間皇子墳の魂を永劫絶やすことなく、次代へ紡い
で頂きたい…この願いに尽きる万感。当夜は、森先生奥様御一行を昨年に森浩一先生とお泊り頂いた先にご案内し、翌日には昨年ゆかりの地へお連れし、ようやく終演、12月15日偲ぶ会についてを記すに至り、まだまだ各位への返礼渦中。次年へ繋ぐ途上にて。
(年の瀬のご繁用の折、満場のご参加と当日を支えて頂いた皆様、そして発信の代表に名を上げて頂いた方、皆々様に重ねて深謝御礼申し上げます。)

      ●会場:御坊「花ご坊」/(12月15日)
      ●主賓:森浩一先生奥様・淑子夫人 同志社女子大名誉教授
      ●来賓挨拶:仁坂吉伸 和歌山県知事
      ●代表挨拶:上西一永 大洋化学株式会社 代表取締役
      ●献杯:中村裕一県会議員
      ●献茶:下田宗弘様(裏千家)
      ●着付け支度協力:大谷呉服店、他
      ●朗読協演:天音太鼓保存会:寺田郭伸代表(太鼓)・山本隆史先生(笛)
      ●全運営協力スタッフ 東山の森Ark:(敬称略)
      ・制作・設営:芝章文(理事)
      ・朗読:柳本文弥(理事)
      ・会挨拶:阪本仁志(理事)
      ・司会:小池正幸
      ・設営他:山本哲也・阪本聡
      ・会場:鈴木明子
      ・受付:佐々木たまみ、仲とも子、片山満希子、寺井みほ(監事)
      ・撮影:樫本宜和
      ・他:東 睦子(代表理事)
       関わる全ての皆々様へ、深謝一言に尽くし難く、皆々様の佳き次年を心より祈念申し上げます。
                                                          東山の森Arkー有間皇子顕彰・森浩一記念室
森先生奥様とスタッフで 代表挨拶:上西一永 大洋化学(株)代表取締役
ご来賓挨拶:仁坂吉伸 和歌山県知事
献杯:中村裕一県会議員 献杯
献茶:下田宗弘様(裏千家) 森先生研究資料他
朗読協演:天音太鼓保存会:寺田郭伸代表(太鼓)・山本隆史先生(笛)
会場展示風景
森浩一先生奥様・淑子夫人と東山の森Ark 東 睦子代表理事
森浩一先生奥様・淑子夫人(同志社女子大名誉教授)
会場スナップ
会場スナップ
会場スナップ
会場スナップ 会挨拶:阪本仁志 東山の森Ark理事
2013.12.21掲載

【追悼 森 浩一 先生 『偲ぶ会』開催!】
《有間皇子眠る地より追悼 森 浩一先生『偲ぶ会』へ》

1300余年眠り続けた有間皇子が紀伊国に眠ると光明を与えて下さった森浩一先生!昨年、古墳現地の御坊市の講演が生涯最後となり今夏急逝。
命がけでのご発声はまさに遺言!その功労とこれまでへの深き感謝を込めて、古墳現地で県下唯一の追悼の会を設定。届いたハガキと、報じられた一面の記事、
心からの追悼を行えることへ感無量。
森浩一先生(同志社大名誉教授)は、和歌山に在る日本最大の岩瀬千塚古墳群の調査責任者でもあり、そして御坊講演で掲げられた「紀州学」の提言。
その御遺志を今後へ紡ぐ意義も含め、和歌山県としての唯一の追悼の機会を起案。/12月15日に向けてのご案内へ届いた多くのご参加の返信。
県知事にも深く受けとめて頂き、当日には森先生奥様(同志社女子大名誉教授)のご臨席。

本年を閉じるにあたり、森浩一先生へ当地から心を込めての"献茶"のたてまえと黙祷。ここまでの有間皇子墳の顕彰喚起へ動いてきた東山の森Arkとして、森浩
一先生の提起された「地域学」から『紀州学』への起動と、遺品所蔵から森浩一先生記念室の取組みを行いたいと思います。このたびの偲ぶ会へ、ひとかたなら
ぬご尽力とご協力を頂いた主催ご協力皆様へ心から感謝申し上げますと共に、今後へ託された構築へノひとりでも多くの皆様のご理解ご参画の程を宜しくお願い
申し上げます。
森 浩一先生『偲ぶ会』の案内状
返信された偲ぶ会の案内状
報じられた1面の記事
日高新報
2013.12.11掲載

【追悼 森 浩一 先生】 Memorial KOICHI MORI teacher

《【訃報】有間皇子墳 着眼の森 浩一 先生ご逝去》

森 浩一 先生が亡くなられました…。今後を託すと、ご自宅で直接お会いしたばかりでした。
日本考古学を新たな視点と地域に根差す在野学を唱えて”生きた古代学”を踏査された森浩一先生、
古代史最大の謎、有間皇子墳、私の実家所有地に在った古墳を解明、四半世紀以上を経て、再度着眼へ
という私の拙い問いかけに全霊で応えて下さった。
昨年、古墳現地・和歌山県御坊市での現地講演が実現したばかり…。
その取り組みを『歴史読本』に掲載して臨んで下さった御坊講演、その特集が『敗者の古代史』として
今夏を前に発行されたばかり…。
私はその喚起へと連載を始めたばかり…。
御坊で後世へ遺す取組みをと呼びかけが始まったばかり…。
資料室準備に先生著書を含め、感激的な集約所蔵準備を始めたばかり(これは今後のトピックスとして準備に入ったところ…)先生から「今後を…」
と託されたばかり…。
まだ耳に遺こる先生の直近でお会いした時の言葉…、そして、笑顔…。昨夜公表となった訃報に、まだ言葉がみつからない…。
先生の元へ…一路…。

             【ご逝去8月6日/公示:9日】(追悼:追って掲載…) by 東山の森 Ark管理人


昨春、一緒に岩内・有間皇子墳へ
昨秋・御坊講演へご登壇

日本経済新聞 2013年8月10日付
読売新聞 2013年8月10日付
毎日新聞 2013年8月10日付
朝日新聞 2013年8月10日付
産経新聞 2013年8月10日付
京都新聞 2013年8月10日付
和歌山・読売新聞 2013年8月10日付
読売新聞 2013年8月10日付