和歌山県御坊市界隈のご紹介

御坊市は和歌山県の海岸線のほぼ中央、日高川下流に位置し、海、山、川の自然に恵まれた、紀
中の中核都市です。日本最古のヤリガンナの鋳型が発見された弥生時代前期の堅田遺跡や「有間
皇子」塚と云えられる、岩内１号墳、熊野三山へと通じる熊野古道にまつわる文化財も数多く、
寺内町としてこの街が発展するもととなった日高別院(約400年前に建立）や娘道成寺で名高い
天台宗の古刹、天音山道成寺など、歴史遺産が豊富な街です。温暖な気候に恵まれ農業がさかん
で、特に施設による花き栽培や、野菜栽培が有名で、全国有数の生産高を誇ります。このほか、
日高川には、年間160種類くらいの野鳥が飛来し、近隣有数の野鳥の楽園ともなっています。
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■和歌山県御坊市界隈 景勝地
★煙樹ケ浜と日ノ岬

日ノ岬灯台は和歌山県最西端の岬に立ち、紀伊水道の安全
を守る白亜の灯台。1895(明治28）年に建造されました
が、第二次世界大戦で焼け、1951(昭和26）年に再建され
ました。西山など自然景観の鑑賞型観光が主流となってい
ます。観光施設としては、民間施設である日ノ岬パークと
公共施設の煙樹海岸キャンプ場や、西山ピクニック緑地な
どがあり、自然と親しむ場、憩いの場としてひろく
活用されています。
煙樹ヶ浜 日ノ岬灯台
★道成寺
和歌山県日高郡日高川町にある天台宗の寺院。新西国三十
三箇所観音霊場の第五番札所である。道成寺創建にまつわ
る「髪長姫伝説」（「宮子姫伝記」）や、能、歌舞伎、浄
瑠璃の演目として名高い、「安珍・清姫伝説」で知られる
。この伝説は、平安時代中期に編纂された『大日本国法華
験記』にすでに見える古い話である。また藤原宮子の逸話
だけでなく、持統天皇から藤原不比等に続く要所。有間皇
子が岩内に埋葬されたのも同時期。今後全てが古代史最大
の宝庫に。 ≫ 道成寺
道成寺境内 道成寺山門 清姫化身の大蛇
★かわべ天文台
1996年開設。望遠鏡は全国でも稀な１００cm凹面鏡を設
置(現在もこの規模は関西では和歌山のみさと天文台とかわ
べ天文台のみ)。望遠鏡の観望とプラネタリウムの併設が大
きな魅力。2012年には「星空の町・あおぞらの街」全国大
会の開催がここ日高川町かわべ天文台公園を中心に開催が
決定。 ≫ かわべ天文公園
かわべ天文台
★白崎海洋公園
万葉集にも詠われている海中まで真っ白な岩壁は絶景。和
歌山県にある白亜の岬、白崎海岸。かつて石灰鉱山だった
この岬、太平洋戦争時には人間魚雷の基地でもありまし
た。周囲を白亜の岸壁に囲まれた園内は完全な異空間の雰囲気
を醸しだしています。リアス式海岸の白い岩肌が立ち並び、快晴の青空と真っ青な海は、さながらヨーロッパ地中海の町を思わせる、美しい風景がひろがります。
≫ 白崎海洋公園
白崎海洋公園